昨日、「祝島」という映画を観てきました。
山口県かな?上関の離島の祝島に28年前に原発を作ろうという中国電力の計画が持ち上がりました。
その計画に反対運動を続ける島民の記録映画です。
その島は典型的な漁業と農業の離れ島。高齢者しか島に残っていなく、静かに暮らしている島民。
しかし、先祖代々海に生かしてもらって、自分らも子孫もそうである。自分らの代で、原発に賛成し海を
汚してしまったら、ご先祖様にもうし訳なく、子孫に対しても何と説明していいか分からない、と、反対運
動を28年にわたって展開している。
3・11後の現在、「原発が海を汚す」という、という言葉の「現実」を世界中は是認しなければならなく
なってしまいました。反論する人が反論できなくなりました。
この映画を福島の人が観たら、後悔するのか?後悔しないのか?
おそらく、福島でも原子力発電所を建設するにあたって反対運動が行われていたでしょう。しかし、多く
の無関心の人々のために、多数を取ることが出来なかった。
大学時代に人から「あることに対して、否定も肯定もしなければ肯定したことになる」と、言われたこと
が有ります。
そろそろ、「NOと言える日本」になる時期が来たのではないでしょうか。
女子サッカーがアメリカを下し、「ワールドカップ優勝」という、とてつもない記録を残した日でもありますし。
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